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月: 2022年1月

新年のあいさつ


新年あけましておめでとうございます。
健やかな新年をお迎えのことと存じます。新型コロナ感染が始まってから2年目になろうとしております。感染当初は2年も続くとは思ってなかった事と思います。

全国的にも東京都も感染者数が減ってきました。昨年夏以降の(二回の)ワクチン接種の効果かと思われ、喜ばしいことですが、今度は新型コロナ(オミクロン株)が出回りました。三回目のワクチン接種が推奨されているように今後も気を引き締めていかなければなりません。
新型コロナ感染やワクチン接種などに関して、きこえない会員、特に高齢者会員に情報が正しく伝わっているかどうかが一番気がかりです。本協会としても一斉FAXや一斉メールや手話動画の発信などで対応してきましたが、やはり『(対面で)手話言語で情報を伝える事』が、一番いい事かと思います。
新型コロナ感染もクラスターなども気になりますが、本協会としてはきちんと感染防止対策したうえで長寿の集いやバスツアーなとの例会・行事を開催し、多くの会員に参加していただきました。ここにて改めてお礼申し上げます。

また、昨年の8月下旬に臨時総会を開催して役員改選を行い、新役員(理事・監事)が決まりましたが、役員定数には達しておりません。今年(2022年)5月開催予定の定期総会での役員補選の時には、多くの役員(理事・監事)が選任されることを願い、本協会の活動を盛り上げ、輝かしい年でありますように願っております。

本協会の長年の夢である「世田谷区手話言語条例」もいよいよ実現しようとしています。
実のある「世田谷区手話言語条例」のために、本協会として交渉などをしてまいりますが、手話サークル輪の会、手話サークルたんぽぽ、世田谷区登録手話通訳者連絡会、そして、会員みなさまのお力でぜひ実現できるように「聞こえない人とともに行動する」というモットーで、めざして頂きたいと思います。

そしてろう者のスポーツ祭典である「デフリンピック」の2025年日本誘致活動ですが、今年の5月にブラジルのカシアスドスルで第24回夏季デフリンピックが開催されます。その時にICSD(国際ろう者スポーツ委員会)の定期総会が開催され、次期(2025年)開催国が決まることになっています。日本(東京)開催が決まりますように皆さんで応援していきましょう。

最後になりますが、令和4年(2022年)も、世田谷区において聞こえない人、聞こえにくい人等さまざまな人々にとって安心して生活できる世田谷区を目指して活動してまいりますので、どうぞ皆様方からのご指導ご協力を賜れますようお願い申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。
令和4年元旦

                 特定非営利活動法人 世田谷区聴覚障害者協会
会長 唯藤節子

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